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水鴎流居合剣法について

水鴎流居合剣法は、今から約400年前、現在の山形県に生まれた三間与一左衛門景延により創始された古流武術です。
流祖は一流創始の誓願を立て、長年に渡る厳しい修行に臨みました。そして20年目の夜、神殿にて黙想している時、白鴎が無心に水に浮かぶ姿を想見し、突如として悟り、64本の法形を定め、水鴎流居合剣法と称しました。現在は第十五代宗家 勝瀬善光景弘が静岡県清水でその道統を伝承しています。

水鴎流の特徴

水鴎流が「居合剣法」と称した理由は、流祖が「武は発剣の一瞬に始まる」という信念を持っていたからと伝えられています。そのため、当流では居合を最も重要な術技として位置づけています。その他、剣法・杖・薙刀・ 小具足・脇差・鎖鎌などを含んだ総合武術として、今日までその技が伝えられています。
当流では、稽古に際して必ず相手をつけた組み稽古を行い、その打太刀には師匠もしくは先輩が当たります。これによって、間合の感覚が掴めるようになり、また技の理合をより深く知ることが出来ます。居合の稽古というと、一人もくもくと技を抜くことを想像されるかもしれません。このような稽古では、ともすると「間合」という感覚を忘れ、形を追うのみの稽古に終始しがちになってしまいます。水鴎流では常に実戦を意識することに重きを置いていますので、組み稽古を重要視しています。